軟包装(フレキシブルパッケージ)の材料

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軟包装(フレキシブルパッケージ)の材料

軟包装(フレキシブルパッケージ)の材料

軟包装(フレキシブルパッケージ)とは?

パウチ容器などの軟包装(フレキシブルパッケージ)の定義は、「紙、プラスチックフィルム、アルミニウム箔、布などの柔らかい柔軟性に富む材料で構成した包装」(JIS Z 0108)となっています。
袋状で中身を入れる「パウチ容器」と呼ばれる形態では、内容物を保護するための密閉性が必要となるため、プラスチックフィルムが主な材料となっています。

パウチ容器に使われるプラスチックフィルム

パウチ容器は、プラスチックフィルム同士をヒートシール(熱融着)して、袋の形にして作られます。パウチ容器に使われるフィルムは薄く見えますが、内容物や商品の流通方法、使用環境などに応じて、さまざまな要求性能を満たすために、単一のプラスチックフィルムだけでなく、異なる材料のフィルムが貼り合わせられています。この複数のフィルムを貼り合わせたものを「ラミネートフィルム(積層フィルム)」といいます。

ラミネートフィルムの構造

ラミネートフィルムは、「基材」(基材フィルム)・「シーラントフィルム」・「間材」の層構成を基本とし、それぞれ役割が異なります。表面に用いるフィルムが「基材」、フィルムをヒートシールするために貼り合わせるフィルムを「シーラントフィルム」、「間材」には、容器の強さやバリア性、遮光性など、基材やシーラントフィルムだけでは十分に達成できない機能を補うためのフィルムを使います。

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