一般的なパウチの形状
ここでは、一般的なパウチの形状をご紹介します。
平パウチ(4方シールパウチ、サシェ)
周囲がヒートシールされた平たい形状のパウチ。液体製品では、化粧品サンプルなどの数mL程度の少量サイズの製品、1回使い切りの調味料や業務用の食品など、開封して直ぐに使い切る製品でよく使用されるタイプです。パウチの端や一辺を切り取って中身を出す方法が一般的ですが、スパウトとキャップが付いたもの、チャックが付いたものなど、再封可能な形態もあります。
スタンドパウチ(スタンドパック、スタンド袋)
底部に折り込みの「マチ」が付いたパウチ。内容物を充填すると、立体的になり、自立した状態になります。100mlほどの小さい容量から、業務用の製品に使われる大容量まで幅広い容量に対応しやすく、詰め替え用のパウチでよくあるタイプです。液体製品の詰め替え用としては、パウチの角端を切り落として注ぎ出す、一回使い切りが多いです。最近では、環境対応のひとつとして、容器の軽量化を狙い、スパウト(注ぎ口)とキャップを付けて、再封性を持たせたスパウトパウチの形で、ボトルや瓶の代替として使われることが増えています。
ガゼットパウチ(ガセット袋、サイドガゼット)
左右に折り込みの「マチ」が付いたパウチ。内容物を充填すると、ブロックのような四角い立体状になります。粉体など固形物で多く使われるタイプですが、スパウト(注ぎ口、飲み口)を付けたスパウトパウチの形で、ゼリー飲料、シャンプー、ヘアトリートメントなどのとろみや粘度が高めの内容物に多く使われます。同容量のスタンドパウチと比べると、表示面積はスタンドパウチよりも少なくなりますが、大きさはコンパクトになります。
パウチ形状の選び方は?
パウチに入れる中身の性状や量、使い方や商品に持たせたいイメージなどによって、適したパウチの形状や形態は変わります。
パックプラスでは、用途やパウチに入れる内容物に適した仕様、オリジナルの形状にしたい!といったご要望やお悩みに合わせて、適した「パウチ容器」をご提案いたします。
形状や仕様に迷われている段階でも、まずはお気軽にご相談下さい。